リハビリテーション科

2021年5月20日(木)から、休止していた外来通院リハビリを主治医の許可ある患者様のみ午前中再開致します。

リハビリテーション科の紹介

受付時間:午前 9:00~11:30/午後 13:30~16:00

リハビリテーション科職員(2020年6月1日現在)

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理学療法士:9名
作業療法士:2名
言語聴覚士:1名
リハビリ助手:2名

取得施設基準

脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ)
運動器リハビリテーション(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
廃用症候群リハビリテーション(Ⅱ)
がん患者リハビリテーション

スタッフが有する資格認定

3学会合同呼吸療法認定士
心臓リハビリテーション指導士
住環境福祉コーディネーター2級
介護支援専門員
福祉用具専門相談員
フットケアトレーナー

理学療法士

 「寝返る」・「起き上がる」・「座る」・「歩く」といった日常生活で基となる動作獲得に向けて、運動療法や物理療法(温熱・電気療法・牽引など)などを用いて、安心・安全に社会復帰し生活していただけるように進めています。進めるにあたり、疾患に偏ることなく、対象者の生涯に対してアプローチできるよう心がけています。

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作業療法士

 対象者の現状能力を評価し、食事・排泄・整容といった日常生活動作訓練、炊事・洗濯物・掃除等の食事動作訓練、また職場復帰・余暇活動が出来るように、生活環境の把握、心理面などに配慮しながら個々の生活や目標にあった関わりを行っています。

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言語聴覚士

 小児から高齢者まで様々な年代の方、病気や外傷による後天性のものを対象に関わってします。また「聞く」「話す」といった言語障害のある患者さんに対して検査・評価を行ううえで必要に応じて訓練・指導・助言を行っています。
  例えば、脳梗塞後遺症や食事摂取機能の低下がみられね患者さんで「たべる」「のみこむ」といった機能の低下に対して、摂食嚥下造影検査を行い、安全に食事ができるように進めています。その際食器や補助具の選択などを看護師や栄養士と連携し、患者さんの家族へ指導・提案しています。
 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士いずれも治療や支援としては、個々の患者様に対し医学的・社会的視点から身体能力を評価し、適切なプログラムを作成し進められるよう努めています。

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呼吸器リハビリテーション

DSC00413 肺炎・慢性閉塞性肺疾患、人工呼吸器・在宅酸素を利用者等、症状は様々で肺その他心臓・内科疾患の状態によって運動療法や負荷量・頻度などを設定しています。息切れや疲労感など感じる機会を減小し生活の質が向上できるように、呼吸介助呼吸法の習得呼吸筋ストレッチや体操の指導・日常生活運動や生活指導・食事などの訓練や指導を行っています。

 

がんリハビリテーション

 癌術後・治療中の患者さんの在宅退院に向けた支援や社会復帰を目的に取り組んでいます。専門研修を終えた医師や看護師・リハビリ職員・管理栄養士・薬剤師が定期的にカンファレンスを開催し、退院時の目標を具体的に共有しています。

栄養サポートチーム(NST)

 主に低栄養の患者さんや褥瘡のある患者さんに対し、適切な栄養・経口栄養・経腸栄養などの評価を行っています。週1回定期的に病棟回診し、院内スタッフが話し合い治療計画を立てます。リハビリテーション科からは言語聴覚士が出席しています。

その他の取組み

 一般病棟・地域包括ケア病棟・療養病棟の各棟にて、週1~2回医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・栄養士・薬剤師・社会福祉士・保健師・地域包括センター等と医学情報や生活環境情報を共有し、退院支援につなげていくためにカンファレンスを行っています。

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また、実際にリハビリ状況を御家族に見学を提案することや、必要に応じて自宅訪問し安全な移動が行えるよう改修や必要や福祉用具の選定等のアドバイスをさせていただくこともあります。患者さんの家族や施設の方々への介護指導なども行っています。
 府中市民病院のリハビリ室スタッフは元気で明るく地域のみなさまの日常生活をサポートさせていただき、健康づくりのため最善の医療の提供を目指します。今後とも当院リハビリテーション科スタッフをよろしくお願いいたします。

本ページ作成にあたり、患者さんにご協力いただきました。ありがとうございました。

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